明治時代の木村旅館です。 旅館業の営業許可を頂いたのが 明治27年6月 画家 青木繁が投宿したのが明治43年、 彼もこの海岸を良く散策したのでしょうか。 当時は銭湯として、潮湯(海水を汲み上げて湧かしたお風呂)も営業しておりました。 野間宏さん著書の「青木繁」の本の中にも東の潮湯(注釈に 現存する木村旅館)とあります。 砂浜には 人力車も見えます。時間もゆったりと流れていたのでしょう。